他工法との比較

工法名称 Hyb-Wall工法 コンクリートパネル
+帯状鋼製補強材
緑化補強土
工法概要
補強の原理・特徴
  • 盛土材に改良土を用いる。
  • 壁面部分に配置した改良土とジオグリッドの組み合わせ効果により土留め効果を発揮させる。
  • 改良土の効果により、壁面パネルを簡素化できる。
  • ジオグリッドを巻き込まないため敷設量が少なくてすむ。
  • 盛土中に配置された帯状補強材(ストリップ)と土の摩擦力による引抜き抵抗力で、土留め効果を発揮させる。
  • 盛土材料はストリップとの摩擦力が十分に取れる砂質土に限定される。
  • 壁面材に鋼製枠を使用して背面に種子混入シートを設置することで、壁面緑化を可能にしている。
  • 補強方式は、補強材によって、摩擦および摩擦と支圧を組み合わせた方式などがある。
  • 壁面は通常1:0.2〜0.5程度の傾斜を有している。
  • 郊外での適用事例が多い。
  • 除草など経年メンテナンスが必要。
構造 壁面材 コンクリートパネル
(無筋自立式)
コンクリートパネル 鋼製枠
補強材 面状ジオグリッド 帯状鋼製補強材
(ストリップ)
面状ジオグリッド、
帯状鋼製補強材、
格子状鉄筋など
改良土
  • 現地発生土に固化材および短繊維を混合する。
    固化材:セメント系固化
    短繊維:ビニロン
       長さ30mm
       太さ15デニール(43μ)

  • 事前の配合試験により配合量を設定する
  • 価格:5,000〜6,000円/m3
       (材工共転圧仕上まで)
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補強材連結方法 改良土中に定着する。
コンクリートパネルもアンカー材を用いて改良土に定着。
補強材を壁面に直接連結 壁面材と一体または連結
適用土質 一般の盛土工事に利用可能な材料は適用可能
(有機質土、高含水比粘性土、ズリなどは検討必要)
レキ[G],レキ質土[GF],
砂[S],砂質土[SF]に適合するもの。
適用する補強材の種類に
より適用範囲は異なる。
適用高さ 15m程度迄 20m程度迄 10m程度迄
壁面勾配 1:0.5〜直 1:0.2〜0.5

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